珈琲と健康

　　コーヒーのカフェインは，身体に悪いと言って飲まない方があります。

　　カフェインと言うとすぐコーヒーを連想されるようですが，私達日本人は，

　　昔から飲みなれて来た緑茶にもカフェインは含まれています。

　　緑茶有害という日本人はいないはずですし，そのカフェインの為に健康を

　　そこねたという話も聞きません。健康な人が適量のコーヒーを，飲み方を

　　間違わずに飲む分には，何の害もなく，体内の新陳代謝をおう勢にするかたわら，

　　胃液の分泌をおう勢にし食物の消化を助ける等，大いにプラスになるのです。

Ｑ＆Ａ

　　Ｑ　「二日酔いにはコーヒー」はもはや常識。その理由は？

　　Ａ   　

　　　　二日酔い独特のガンガンくる頭痛は，アルコールが肝臓で分解される途中

　　　　でできるアセトアルデヒドという物質が脳の周りの細かい神経に作用し，

　　　　脳を周囲から締めつけることが主な原因。この頭痛を解消するには，

　　　　とにかくアセトアルデヒドを体外に排出してしまう事が大切です。

　　　　コーヒーに含まれるカフェインには血管拡張作用があり，頭の血液の循環

　　　　をよくしますし，利尿作用もあるので，「アセトアルデヒドの排出＝二日酔いの解消」

　　　　にはコーヒー，が定番になっているのです。

　　

　　Ｑ　コーヒーが立ちくらみにも効くって聞いたけど本当？

焙煎の強弱で楽しむ味

浅煎り

　マイルドな味と芳醇な酸味を楽しむのに適しています。

中煎り

　　珈琲豆の本来の正確にも寄りますが，中性的な味で一口目は苦く，２口目からはマイル　
　　ド，そして冷めたら酸味を感じます。

　

珈琲を楽しむ器具はいろいろ でも基本はやはり愛情です。

ドリップ

　　よく沸騰したお湯を，静かに粉全体に注ぎますとあわがふくらんできます。

　　小人数分なら少しゆっくりとお湯を注ぎ充分に抽出してください。

　　注ぐお湯の温度を下げないように加熱しながら，お湯を切らさないように注ぎつづけます。

　　３分後に注ぎ終えれば理想的です。

サイフォン

　　下の部分（フラスコ）に人数分の水を入れ沸騰させます。上の部分（ロート）には

　　フィルターをセットし人数分の粉を入れておきます。

　　沸騰したらお湯を遠ざけ，フラスコにロートをさしこみます。ロートの中にフラスコの水が

　　のぼりきったら軽くかきまぜ，１分ほど待ち、火を消します。コーヒーがフラスコに

　　下りきったらでき上がり。あまり長く火にかけすぎないことがポイントです。

珈琲の保存

　 （イ）冷蔵庫に保存することも効果があります。

　 （ロ）密閉できる容器で保存する。